内装に拘った家

賃貸住宅では当然の事、分譲マンションでも自由に変更出来ない、居住空間の居心地を大きく左右するポイント、それが内装です。ですが皆さんが購入あるいは注文建築をご検討中の一戸建て住宅であれば、どのような内装を採用されようと、途中幾度リニューアルされようと、オーナーであるアナタの自由であり、この特権を駆使しない手はありません。
具体的に「内装に拘る」を検証すれば、そのバリエーションは数え切れません。色彩に拘る、材質に拘る、各部屋毎のメリハリに拘る、照明器具やオブジェなどの組み合わせを含めれば、大袈裟でなく「無限かつやりたい放題か可能」だと表現出来ます。

ここで忘れてはならない点として、一戸建て住宅である我が家は、ご家族がこの先長期的に最もリラックス出来る空間であり、癒しと居心地の良さを無視してはならないのが内装である事を、今一度念押しさせていただきます。
念願の我が家をイメージする時、高揚感からどうしても派手な色調やインパクトが強いデザインを描きがちなのは、私達全員に共通するあるいみ「やむを得ない感情の動き」です。短期間滞在するリゾート地のホテルの部屋やバンガローなどであれば、こうした遊び心もまた魅力的と映りますが、終の棲家となる我が家でこれらが過剰に勝ってしまうと、次第に違和感を覚える可能性が否定出来ません。

地下室がある家

マンションなど酷似した間取りの部屋が縦横に並ぶ集合住宅とは異なり、一戸建て住宅だからこそ活用可能なメリット、それが地下室の設置です。当然諸々の条件をクリアせねばならず、購入した全ての土地に地下室設置が可能とは言えませんが、注文建築でこれを視野に入れておられるのであれば、初期段階で業者にキチンとその旨を伝えておいてください。

地下室の活用法は幅広く、単なる物置き的な用途に限定される事はありません。例えば大音量で音楽を聴いたり奏でるなど、地下だからこその防音効果を見逃す手はありません。周囲への迷惑を考慮すれば、地上階では断念せざるを得ない希望を叶えられるのが地下室です。本格的に運動するトレーニングスペースやヒーリングスペースなど、音や振動をこちらから伝えない、あるいは外部から届くこれらを遮断するなど、地下室の可能性は考えればそれだけ広がります。

但し地下室を実際に作るとなれば、それ相応の費用面の負担は避けられません。あくまで総合的に各方面から検討しなければ、地下室にウエイトがかかり過ぎてしまい、他の拘りが曖昧になり兼ねません。バランスを考慮した住宅設計を心掛け、あくまで「地下室も有効活用可能な一戸建て住宅」を実現してください。

一戸建て住宅は拘りが必要

家は「人生最大最高額の買い物』などと表現されます。多くのサラリーマンの方々にとっては結婚して自らの家庭を構えるに際し、幾つかの選択肢の中から敢えて、この先数十年間の住宅ローンとの二人三脚のもと、一戸建て住宅の購入あるいは注文建築に踏み切られる方が少なくありません。自身にとって終の棲家であると同時に、愛する家族に残す不動産である一戸建て住宅だからこそ、より中長期的な資産価値の維持は勿論、オーナーとしての数々の拘りが譲れなくて当然です。

具体的には購入する土地周辺の、向こう数十年の街の発展あるいは衰退の予測は大変重要です。山を切り開き新たに宅地造成された建売住宅地域であれば、学校や病院など公共施設も最新建築が並びますが、歴史を有する市町村であれば、こうした地元界隈のリサーチが欠かせません。

そして何より、今後家族が暮らす「住宅そのもの」に対し、建売住宅であればその設計や機能性、スペースやデザインなど、全てが家族全員にとって満足出来るか否か、厳しいチェックに十分な話し合いが不可欠です。建売住宅は特に外観や間取りが似た作りになりがちです。建売住宅でもこだわりたい人は、ポラスグループのようにデザインに力を入れている業者を選ぶようにするといいでしょう。
一戸建てを注文建築するのであれば、皆さんが頭の中に思い描く理想像を三次元化する訳ですから、こうした思案期間を最大限楽しみつつ、理想の家を建てることができるでしょう。ただし、注文住宅は一度建築が完了してしまうとやり直しが非常に難しいため、後悔の無い堅実な発注に努めてください
一戸建て住宅入手に関しては、さまざまな場面で「拘り」が求められます。無茶やワガママでは無く、キチンとした理由あればこそ譲れぬ「拘り」を大切に、一生の買い物に踏み出してください。